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奥阿蘇の宿 やまなみの巻

この秘湯を独占できるなんて。
温泉付きベッドルームが人気。

創業45年目、産山ではただひとつの温泉旅館。と言っても当初は農家民宿だった。部屋に100円投入式のテレビがあった時代。 一帯を「民宿村」と銘打ち、都会から多くの客を迎え入れた。 「お風呂は天然温泉ですか」と尋ねる人があまりに多いので、「ここはひとつ掘ってみるか」と採掘したのが10年前。深さ980mで湧いた。 源泉は最初、墨汁のように黒かったが、やがて透明アルカリ泉に。泉温46℃、源泉掛け流し。湯船に引くのには、ちょうどよい湯温になった。

うわーこういう温泉に入りたかった、という人も多いはず。もちろん源泉掛け流し。

「ベッドの部屋はないのですか」。今度は、洋室を求める声が。「よし、それなら2つの部屋をぶち抜いて、ベッドルームをしつらえよう」と改築。 部屋には露天風呂も作った。今では男女大浴場2つ、家族湯3つ、温泉付き客室2つ、かけ流しの温泉風呂がある。 「うちはお客さんの声から、温泉、洋室、家族湯と増築改修を少しずつして大きくなってきました。気持ちに応えるのが私たちの仕事」とご主人。

ゆったりとしたベッドルーム、露天風呂付きの部屋もあり。この部屋がお勧め。

「産山は阿蘇の中でも、とりわけ山深い田舎です。田舎の中の田舎といったところでしょうか」。 いまでもこの宿には、昔の時間が流れている。ゆったりした時間の中で味わう食事も格別。 女将さんが作るたくさんのお漬物は産山村で採れる山菜や野菜を主とする。最近では、チンゲン菜も漬物の一つに加わった。 食感とその香りを楽しんでほしい。四季を通してバラエティーに富んだ漬物を楽しめるのも特長。

朝夕食に、地のものが多数並ぶ。女将がつくる漬け物が大評判。

「奥阿蘇の宿 やまなみ」は日本秘湯を守る会にも所属。物静かな山あいの館内、朝晩に旬の食膳を味わい、温泉三昧。 秘湯風情を求めて、九州のみならず、東京をはじめとした全国から、人々が訪れる。 私も撮影のため、部屋付きの温泉を見せてもらったが、「大浴場ではないか」と思えるほどの広さ。 これほどの温泉、秘湯を個室で独占できるとは、なんと贅沢なことだろう。 「蛍の観賞や玄関に馬を呼び、散策することもできます」との情報も。一生の思い出こちらで。

日本秘湯を守る会にも加盟する、まさに秘湯感あふれる宿。玄関まで馬を呼べる!

記者余談 :
温泉は秘湯感満点。食事もすごい。ほんとはこの宿、秘密にしておきたかった。これだけの温泉旅館が、通常13,000円/人、露天風呂付きベッドルームが19,000円/人。露天風呂付きの客室は、すぐに埋まってしまうのでお早めに。

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