おとみや日和(白米)

15人大家族の牛飼い一家が作る、名水と野草堆肥で作る美味しいお米「おとみや日和」のご紹介です。

「会社勤めから一転、嫁いだ先は阿蘇の大自然の牛飼い一家。」
おとみや日和の生産者の「井 春香(い はるか)さん」は熊本市内にご実家があり市内で会社員として働いていたが、旦那さんとの出会いで結婚後「産山村」に嫁ぐことになった。それが15人大家族の牛飼い一家だったのだが、当初は初めての事ばかりでカルチャーショックな出来事も多かったそうだ。異国にホームステイするテレビ番組のようなことが自分に起こるとは!と驚きの連続だったという。

嫁いだ先で十数年。初めは農業も未体験、虫も生き物も苦手だった春香さんも、気がつけば自然と共にある牛飼い農家の暮らしの素晴らしさを感じるようになり、牛のそれぞれの個性も判るようになり可愛いとさえ思うようになったそうだ。

「阿蘇くじゅうの山間部の畜産農家の暮らしに根差す米作り。」
そんな牛飼いの営みの一つが「米作り」だったそうだ。阿蘇の中でも九重山の麓に広がる牧野は標高が800mと高く山麓から湧き出る水源にも恵まれた特殊な環境だ。そんな環境で育てる牛たちは豊富な牧草をたっぷりと食べて育つ。そして天然の野草を食べて出す牛の堆肥は自然の力に満ちた養分になる。

さらに熊本県名水百選に選ばれるほどの「山吹水源」の水を使って育てるお米は高地の寒暖差でたっぷり養分を蓄える甘みが増したお米になる。

「里山の循環から生まれる自然と歴史のお米。」
春香さんは毎年、お義父さんやお祖父様から米作りを学びながら里山に生きてきた先人の知恵と循環する農業の素晴らしさを感じているそうだ。野焼きで守られる草原の草を牛が食べ、その堆肥でお米を育て、稲藁をまた牛に与える。家族みんなで後世に残す米作り。阿蘇の草原の維持にも貢献できるお米「おとみや日和」。ぜひ皆さんにも食べて頂きたい。


【商品名】おとみや日和(白米)
【生産者】春香ファーム
【住 所】熊本県阿蘇郡産山村産山